トヨタの期間工として働く場合は寮で生活で気になるのは食事のこと。
寮や工場に食堂はあるのか?節約のために自炊はできるのか?
実家や住み慣れた土地を離れて、期間工の寮に住むのですから寮食や自炊ができる環境が整っているのかとても気になるはずです。
今回、トヨタの期間工の食事事情についてまとめました。
寮での食事は食堂か自炊か
実はトヨタの全ての寮では自炊は許されておらず、設置されている食堂を利用するか、近くのスーパーやコンビニで食事を調達することが前提となります。
それではなぜトヨタの寮では自炊が禁止になっているのでしょう。
寮での自炊は禁止
トヨタの寮に自炊するためのキッチンなどの設備はなく、自炊は禁止されています。
自室に炊飯器やコンロなどを持ち込んで食事を作ることも許されていません。
これは寮で生活する期間工全員が調理器具を持ち込むことを許していたらきりがありませんし、部屋で火を使ったりすると安全面でも問題となるからでしょう。
トヨタに勤務する人から聞いた話ですが、過去にトヨタの寮では自炊による火災が複数回発生して、安全のために自炊や調理機器の持ち込みが全面禁止されたのだそうです。
寮は人の入れ替わりが激しいので、誰でも安心して暮らせるようにするための防止策という事情があるのかもしれませんね。
基本的には食堂での食事
トヨタの寮には食堂が完備されており、基本的に食事は食堂で摂ることになります。
深夜残業などで帰りが遅くなると寮の食堂が開いていないため、そういった場合には工場の食堂で食事をしてから寮に帰るといった方法になります。
つまり、期間工で働いている期間は基本的には3食全て食堂での食事になりますよ。
外から買ってきた食事の持ち込みは?
食材を買ってきて調理することはできませんが、コンビニやスーパーなどでカップ麺やパンなどの食料品を買い込み、部屋で食べることは許されています。
寮では火や電気を使った調理は禁止されていますが、電子レンジや電気ポットの利用に制限はありませんので、インスタント食品や冷食を買いだめしている寮生も結構いるようです。
残業や夜勤の関係でタイミングが悪く食堂を利用できないこともありますし、小学生ではあるまいし、買い食いまで禁止されることはないので安心してください。
お金に余裕があれば、デリバリーピザや出前ももちろんOKです。
お菓子やお酒など嗜好品も大丈夫です。
食堂を利用する場合
寮や工場の食堂を利用するとき、料金はどのように支払うのでしょうか?
また、1食どのくらいの料金になるのでしょう。
期間工として働く間は常に食堂を利用することになるので特に食事代は気になりますよね。
食堂での食事代
定食などがあり、大体500~700円ほどでほとんどのメニューが食べられます。社員食堂としては少し高めですが、量が多くお腹いっぱい食べられる点から多くの寮生が社員食堂を利用しています。
夜勤の時間にも営業しているので、食いっぱぐれることは少ないはずです。
ただし正社員と期間工では当然ですが料金が違うようで、1食200円ほど違うということもありました。
これは正社員は会社から食事の補助がある程度与えられているためで、こればかりは正社員と期間工の待遇の差と諦めるしかありません。
食事代の支払い方法
食事代はその場で支払うことはせず、社員証で食べることができます。
後ほど給料天引きという形で食事代が引かれることになるので、手ぶらで食堂に行っても大丈夫です。
財布を常に持ち歩いていると防犯的にも良くないのでありがたいですね。
入社直後に食事代の補助金がある
期間工の募集要項には食費補助についての記載があり、1万円の補助金がもらえます。
これは入社してからおよそ2週間後に支給されます。
手厚い補助だと思われがちですが食費補助はこの入社直後の1回きりであり、毎月1万円が支給されるわけではないのでご注意ください。
初任給まで金欠気味の期間従業員のためのトヨタからのプチボーナスくらいに考えておきましょう。
まとめ
トヨタの期間工での食事についてまとめました。
期間工は寮で生活することになりますが、自炊するための設備はなく部屋で自炊することも認められていません。
したがって基本的には3食とも寮や工場に設置されている食堂で食事することになります。
寮での食事代は給料から天引きされるので毎回支払う必要はありません。
また食費補助として入社から約2週間後に1万円が支給されますが、補助金はこの1回きりでありその後の支給はありません。